トビオは米国株ETFをポートフォリオの中核に据えて投資しています。
現在のETF銘柄はVOO、SPYD、XLREの3種類です。
今回はそれら3種類のパフォーマンスを直接比較してみました。
基本スペック
VOO
- 運用会社:Vanguard
- インデックス:『S&P 500 指数(S&P 500 Index)』
- 純資産総額:486.4 B USD
- 組入銘柄数:508
- 総経費率:0.03%
- 設定日:2010年9月7日
(2019年8月31日時点)
SPYD
- 運用会社:State Street Global Advisors
- インデックス:『S&P 500 高配当指数(S&P 500 High Dividend Index)』
- 純資産総額:1,824 M USD
- 組入銘柄数:80
- 総経費率:0.07%
- 設定日:2015年10月21日
(2019年10月3日時点)
XLRE
- 運用会社:State Street Global Advisors
- インデックス:『S&P 不動産セレクト・セクター指数(Real Estate Select Sector Index)』
- 純資産総額: 3,859 M USD
- 構成銘柄数:32
- 経費率:0.13%
- 設定日:2015年10月07日
(2019年10月3日現在)
トータルリターン比較
3つのETFのうち最も新しいSPYDの設定日に合わせて、そこから現在までの約4年間のトータルリターンを比較したものが次のチャートです。
(出所:ETFreplay.com)
トータルリターンはVOO(緑)が最も良いですが、他の二つもなかなか頑張っています。米国REITのXLRE(黄)は比較的最近のパフォーマンスの伸びが良いですよね。
一方、下落幅に関しては高配当型のSPYD(青)とXLREが比較的小さいです。配当寄りの銘柄が多い効果でしょう。
また、XLREの変動パターンは他の二つと比べてかなり異なることも比較チャートから分かります。
XLREの市場全体に対する連動性を表すベータ値は0.49ですから、VOOの変動に対し約半分の連動性です。ちなみにSPYDのベータ値は0.86です。
まとめ
引き続き、VOOはトータルリターン狙い、SPYDは分配金補強、XLREは株式市場全体の相場変動に対する連動抑制として、投資していきます。
なお、【SPYD】【XLRE】については、個別記事もまとめていますので、よろしければご覧下さい。↓
それでは、また!