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【SPYG】SPDR ポートフォリオ S&P 500 グロース株式 ETFを調べてみました!

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こんにちは。トビオです。

米国グロース株に投資するETFにもいくつかありますが、今回は、比較的歴史の古いSPDR ポートフォリオ S&P 500 グロース株式 ETF【SPYG】を紹介します。

 

 

ファンドの概要

SPDR ポートフォリオ S&P 500 グロース株式 ETF【SPYG】は、『S&P 500 グロース指数』への連動を目指すETFです。

 

  • 運用会社:State Street Global Advisors
  • インデックス:『S&P 500 グロース指数』
  • 純資産総額:5.0 B USD
  • 組入銘柄数:297
  • 総経費率:0.04%
  • 設定日:2000年9月25日

(2019年10月18日時点)

 

インデックス『S&P 500 グロース指数』とは? 

S&P 500 グロース指数(S&P 500 Growth Index)』は、米国株式市場のうちS&P 500に含まれる大型グロース株で構成される修正時価総額加重方式の指数です。

 

このインデックスを更に紐解いてみます。

まず、S&P 500 指数を構成する銘柄に対して、過去3年の株価利益率PERの変化・過去3年の売上高成長率・12ヶ月の株価のモメンタムといった3つのグロース特性ファクターと、株価純資産倍率PBR・株価収益率PER・株価売上高倍率PSRといった3つのバリュー特性ファクターで各々の特性がスコアリングされます。

次にグロースランク/バリューランク比でソートして相対的なグロース特性の強さをランク付けし、グロース寄り33%の銘柄がまずインデックスに組み入れられます。これらグロース寄り33%の銘柄の組入比率は時価総額比率となります。

残り67%の銘柄のうち、全体の中間部分にランクされた34%の銘柄については、一部のバリュー寄り銘柄が足切りされたうえで、グロース特性とバリュー特性のどちらに偏っているかの度合に応じて、残りの銘柄の組み入れられる時価総額比率が低減されます。それゆえ、本インデックスは修正時価総額加重方式なのです。

(なお、全体におけるバリュー寄り33%にランク付けされた銘柄は、本インデックスには組み入れられず、対となるインデックス『S&P 500 バリュー指数』の方に組み入れられます。)

 

リバランスについては、年1回12月に行われます。

 

インデックスの特徴をまとめると、

 

【インデックスの特徴】

  • 米国株式市場のうちS&P 500に含まれる大型グロース株で構成
  • 修正時価総額加重配分
  • リバランスは年1回

 

組入上位銘柄

【SPYG】の組入上位10銘柄は以下の通りです。

 

  1. Microsoft Corp. 7.94%
  2. Amazon.com Inc. 5.53%
  3. Facebook Inc. 3.38%
  4. Alphabet Inc. Class C 2.85%
  5. Alphabet Inc. Class A 2.82%
  6. Visa 2.30%
  7. Verizon Communications Inc. 1.91%
  8. Mastercard Inc. 1.83%
  9. Merck & Co. Inc. 1.64%
  10. Pfizer Inc. 1.53%

(2019年10月18日時点)

 

全297銘柄中の上位10銘柄が純資産総額に占める割合は31.73%です。かなり集中投資の傾向が強いです。

 

個別銘柄を見ていくと、上位10銘柄にAppleが含まれていない点が目を引きます。1年前の2018年6月30日付けのFactsheetでは、Appleは構成銘柄の第1位でした。こんなこともあるんですね。

また、【SPYD】はS&P500銘柄が対象ですので、グロース株ETFの代表格【QQQ】には含まれないVisaやMastercardなどのNasdaq銘柄にも投資できる点も特徴です。

 

セクター別構成比率

【SPYG】の組入銘柄のセクター別構成比率は、少し分類の仕方がが古いですが、以下の通りです。高成長の情報技術がトップです。

 

  1. 情報技術 26.58%
  2. ヘルスケア 16.52%
  3. コミュニケーション・サービス 14.40%
  4. 一般消費財 12.67%
  5. 資本財 8.51%
  6. 生活必需品 5.61%
  7. 金融 5.44%
  8. 不動産 3.47%
  9. エネルギー 2.60%
  10. 素材 2.19%
  11. 公益事業 2.02%

(2019年10月18日時点)

 

分配金利回り

高成長ゆえそもそも分配金狙いではないのですが、一応調べておくと、dividendinvestor.comサイト(2019年10月22日)で調べた分配金利回り(Trailing 12 Month Dividend Yield)をS&P500への連動を目指す市場平均型のETF【IVV】と比較すると、

 

  • SPYG 1.41%
  • IVV 1.63%

 

トータルリターンとボラティリティ

【SPYG】の分配金含めたトータルリターンをS&P500への連動を目指すETF【IVV】と比較した結果が以下です。起点は【SPYG】の設定日の2000/9/25です。

意外にも、グロース株ETF【VUG】は市場平均の代表であるS&P500指数に連動するETF【IVV】に対しアンダーパフォームしています。

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(出所:ETFreplay.comサイト)

 

ボラティリティと最大下落率を比較したものが次のグラフです。ボラティリティも最大下落率も【SPYG】の方が大きいです。

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(出所:ETFreplay.comサイト)

 

少し切り取る時期を変えてみましょう。【SPYG】と同様に米国グロース株に投資する別のETF【VUG】も含めて、その設定日の2004/1/26です。

今度は、【SPYG】を含む両グロース株ETFが、市場平均型ETFの代表【IVV】に対しアウトパフォームしています。

切り取る時期により優劣はやはり変化します。

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(出所:ETFreplay.comサイト)

 

まとめ

SPDR ポートフォリオ S&P 500 グロース株式 ETF【SPYG】は、米国株式市場の大型グロース株に投資できるETFです。

同じグロース株ETFでも【QQQ】では投資できないNasdaq以外の市場銘柄にも投資できる点や、総経費率が0.04%と低い点が魅力です。

 

ETFとはいえ、かなり集中投資の色合いが濃くなりますし、そのパフォーマンスについても比較する時期によっては市場平均より必ずしも有利であるとは限りませんが、「米国大型グロース株への投資を一定の範囲で追加することによって、ポートフォリオ全体のトータルリターンを低コストで補強したい」と考える場合に、お薦めできるETFです。

 

なお、今回、比較相手とした【VUG】についても個別記事がありますので、よろしければご覧下さい。↓

investment.tobio.cloud

 

それでは、また!