家計簿アプリ検証シリーズも4回目となりました。
今回は、【マネーフォワードME】と並び、家計簿アプリの代表選手のひとつである【Zaim】無料版は資産管理アプリとして使えるのかについてレポートしたいと思います。
連携可能な金融機関は?
銀行、クレジットカード、電子マネー・交通系カード、ポイントカード、証券会社※、確定拠出年金、ショッピングサイトに関しては、いずれも連携先は充実しています。さすが家計簿アプリの代表選手のひとつです。【UberEats】や【食べログ】なんかも連携できるようです。
(※大和証券と野村證券の口座番号方式については対応待ちのようです)
連携先の豊富さと、それらが無料版でも数に制限なく連携できるというのは、【Zaim】の大きな魅力です!【マネーフォワードME】の無料会員版では連携先が最大10件に制限されています。
【Zaim】でひとつ残念だったのは、ソーシャルレンディング事業者が現時点連携できない点です。まだ、利用価値を感じるユーザーが少ないのかもしれませんね。
ただしソーシャルレンディングは、日々の値動きがありません。ですから、今いくら投資しているかを手入力しておけば済むので致命的ではないかもしれません。
資産残高の把握のし易さに関しては、残高表示画面がスマホでも2列表示なので全体を見渡しやすいデザインになっています。以下のスクショを参考にしてください。
あと、同一銀行の複数口座についても、支店名まだ表示されるので混乱することがありません。【Moneytree】や【LINE家計簿】では、支店違いの口座の区別がつきませんでした。
表示可能な資産管理グラフは?
資産管理ツールとしての使い勝手のポイントとなるグラフ表示に関してですが、まず【Zaim】の無料版では資産推移グラフは表示できません。
資産推移グラフについては、月額360円の【Zaimプレミアム】にアップグレードする必要があります。↓
また、【Zaim】の無料版では、保有資産のアセット別比率グラフも表示できません。
【Zaim】で表示可能なグラフは、収入や支出のカテゴリ別円グラフや支出元・入金先の口座別円グラフなので、あくまで家計簿としての機能優先ということなのでしょう。
これまでにトビオが試してきた他の家計簿アプリと比較して、資産管理ツールとしての優劣を評価した結果を載せておきます。↓
まとめ
・【Zaim】は、金融機関の連携先も充実しており、連携可能件数にも制限がないので、数ある無料版の家計簿アプリの中でも使い易い。
・資産管理ツールとしては、資産状況のグラフ表示ができないが、ソーシャルレンディングを除く大抵の保有資産と連携できるので、資産全体のチェックくらいには十分使える。
トビオがこれまでメイン使いしている【マネーフォワードME】のプレミアム会員版(月額480円)と【Zaim】の無料版を比較した場合、資産管理グラフ表示ができない点とソーシャルレンディングが連携できない点を除けば、画面の見易さや機能がスッキリしている点などにおいても遜色ないのではと思っています。やはり、無料版でも連携可能件数に制限を設けていない点が高評価のポイントです。
********************
以上、家計簿アプリ【Zaim】が資産管理アプリとして使えるかについてでした。
参考になりましたでしょうか?
それでは、また!