トビオのじぶん年金便り

定年後の生活に備えて米国株投資を始めました。高利回りのポートフォリオで自分年金作りを目指していきます。

株式市場に勝とうとすることは無意味!? 本の紹介:『敗者のゲーム Winning the Loser’s Game』チャールズ・エリス著

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こんにちは。大空トビオです。

今回は、またまた有名な投資本の紹介です。

 

『敗者のゲーム Winning the Loser’s Game』

チャールズ・エリス著

日本経済新聞出版社刊

 

「敗者のゲーム」とは?

◆著者は「市場に勝とうとする株式投資」を「敗者のゲーム」と呼んでいます。何故「敗者のゲーム」なのか?「投資家の大多数は市場平均に勝てない。何故なら、投資家そのものが市場だから。」というのが答えなのでしょう。それ故、「市場に勝とうとすることは無意味である。」と本の帯にも書いてある様に、著者のエリスは、市場に勝とうとするアクティブ・ファンドではなく、市場そのものであるインデックス・ファンドへの投資を薦めています。「敗者のゲーム」には参加せず、インデックスに投資して、自らの投資目的を達成するための適切な運用方針を策定し堅持するという「勝者のゲーム」に集中するべしと述べています。有名な投資家ウォーレン・バフェットも、個人投資家にはインデックス投資を薦めていますよね。その様に言われると、シーゲルの『株式投資の未来』を読んで個別株に投資しているトビオも、インデックス投資に宗旨替えしようかなぁと、心は揺れ動きます。

 

運用における「時間」の重要性

◆この本の中で著者は、運用における「時間」の重要性についても述べています。つまり、長期間で見ると資産クラスの収益率変動は収斂していき、収益の短期変動の影響よりも長期予想配当の方が重要になるということです。この辺のことは、シーゲル本『株式投資の未来 The Future for Investors』や『株式投資 Stocks for the Long Run』にも載っており、株式投資の基本事項なのでしょう。言い換えると、長期投資では、短期の株価の上下動は気にせずに長期的に予想できる収益(投資家にとっては企業からの配当)を重要視すれば良いという風にも理解することができます。こう言われると、グロース株ではなくディフェンシブな高配当株中心に投資している身としては勇気が出ます。

 

◆その他に、本書では、運用基本方針の策定や、運用成果の見方、個人投資家のための十戒など、投資における基本事項として知っておくと役に立つことも色々載っています。この部分が、先にも書いた「勝者のゲーム」の指南書の部分にあたります。

 

一読しておくことをお勧めします!