トビオのじぶん年金便り

定年後の生活に備えて米国株投資を始めました。高利回りのポートフォリオで自分年金作りを目指していきます。

国内株ETFと国内リートETFの組み合わせで毎月分配型ポートフォリオを作ってみた!

f:id:ohzoratobio:20181022134225j:plain

こんにちは。大空トビオです。

今回は、国内株ETFと国内リートETFの組み合わせで毎月分配金を受け取ることのできるポートフォリオを作ってみた話です。

 

トビオは配当利回りの高い米国株10銘柄で自分年金作りを進めていますが、米国一極集中もどうかと思い、リスク分散の意味合いで国内株への投資も一部行なうことにしました。投資スタンスは米国株と同様に配当再投資なので、今回の投資対象は国内の高配当株なのですが、資産運用の主力である米国株に比べ投入できる資金は少なくなるため、1銘柄で分散を効かすことのできるETFでポートフォリオを構成することにしました。

ポートフォリオの構成は最終的に以下の通りで、高配当株に投資するETF2銘柄にJリートに投資するETF1銘柄を加えることにしました。

 

毎月分配型高配当ETFポートフォリオ

まず、トビオが選んだ銘柄は以下の通りです。

 

① 1489  NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信

                    (分配月:1・4月・7・11月)

② 1651  ダイワ上場投信-TOPIX高配当40指数

                    (分配月:2・5・8・11月)

③ 1488  ダイワ上場投信-東証REIT指数

                    (分配月:3・6・9・12月)

 

毎月分配型ポートフォリオを組み立てるためには、年4回分配してくれるETFを月ズレで組み合わせます。高配当株型ETFの分配月を調べると、

 

① 分配月が、1・4・7・11月の高配当株ETFは4種類(1399、1489、1577、1698)

② 分配月が、2・5・8・11月の高配当株ETFは1種類(1651)

③ 分配月が、3・6・9・12月の高配当株ETFは現時点なし

 

従って、高配当株メインでポートフォリオを組み立てるのであれば、②は決まり、①の4種類の中から1つ選び、③は仕方がないのでリート型等の別タイプETFを選択することになります。高配当株以外のタイプであれば、

 

④分配月が、3・6・9・12月の高配当型以外のETFは5種類(1398、1488、1597、2515、1557)

 

それでは、トビオの場合の選定経緯を説明しながら上記内容を詳しく紹介していきましょう。

 

国内高配当株に投資するETFの分配月、内容

f:id:ohzoratobio:20181022134517j:plain

◆毎月分配型ポートフォリオを構成するためには、年4回分配してくれるETFを月ズレで組み合わせればよいので、まず現在上場されている高配当株に投資するETFの分配月を調べてみました。結果は以下の通りでした。

 

1399  上場インデックスファンドMSCI日本株高配当低ボラティリティ

                    (分配月:1・4・7・11月)

1478  iシェアーズ MSCIジャパン高配当利回り ETF

                    (分配月:2・8月)

1489  NEXT FUNDS 日経平均高配当株50指数連動型上場投信

                    (分配月:1・4・7・11月)

1494  One ETF 高配当日本株

                    (分配月:4・10月)

1577  NEXT FUNDS 野村日本株高配当70連動型上場投信

                    (分配月:1・4・7・10月)

1651  ダイワ上場投信-TOPIX高配当40指数

                    (分配月:2・5・8・11月)

1698  上場インデックスファンド日本高配当(東証配当フォーカス100)

                    (分配月:1・4・7・10月)

 

これらの中で年2回分配の1478と1494を候補から除外すると、1・4・7・10月に分配する1399、1489、1577、1698の4つのうちから1銘柄選び、唯一2・5・8・11月に分配する1651と組み合わせれば、ひとまず一年12ヶ月のうち3・6・9・12月以外の8ヶ月は分配金を受け取れるいうことが判りました。

それでは、1399、1489、1577、1698の中身をそれぞれ見ていきましょう。

 

◆まず最初に1399ですが、目論見書によると「MSCIジャパンIMIカスタム高流動性高利回り低ボラティリティ指数に採用されている銘柄の株式に投資を行ない、MSCIジャパンIMIカスタム高流動性高利回り低ボラティリティ指数計算方法に従ってポートフォリオを構築し、原則としてそれを維持することにより基準価額が同指数の動きと高位に連動することを目指します」とあります。うーん? なんとなくとしか解らないですね? 更に見ていくと「MSCIジャパンIMI指数の構成銘柄のうち、金融関連銘柄および上場不動産投資信託証券を除く、一定の市場流動性を持ち配当利回りが比較的高い銘柄をユニバースとし、過去の値動きを数理モデルによって解析し、全体の値動きができるだけ抑えられるような投資比率に最適化した銘柄の組み合わせについてパフォーマンスを指数化したもの」とあります。益々難しいので、値動きが抑えられるように数理モデルの活用によってうまく選定されているとだけ理解して、組入124銘柄のうち上位を見ておくことにしましょう。

 

1位    大塚ホールディングス   1.10%

2位    丸紅   1.09%

3位    三菱商事   1.07%

4位    キリンホールディングス   1.07%

5位    積水化学工業   1.07%

6位    JXTGホールディングス   1.06%

7位    協和エクシオ   1.06%

8位    三井物産   1.05%

9位    大日本印刷   1.04%

10位  関西電力   1.03%

 

見ての通り、配当利回り上位の常連組企業の名前がほとんど見当たりません! それらしいのは三菱商事と三井物産くらいでしょうか。組入上位への集中を避けたパーセンテージとなっていること含め低ボラティリティ化の為なのでしょうが、組入上位銘柄を見る限りにおいては1399は高配当のイメージからは遠のいている印象です。

 

◆次に1489ですが、目論見書によると「日経平均高配当株50指数に連動する投資成果を目指します」とあり、更に「日経平均高配当株50指数は、日経平均株価の構成銘柄のうち、予想配当利回りの高い原則50銘柄で構成される株価指数です。予想配当利回りおよび流動性を加味したウエートを用いて(以下略)」とあります。配当利回りと流動性で重み付けしていることが特徴なので、利回りは期待できそうです。組入上位銘柄を見てみましょう。

 

1位    日本たばこ産業   3.7%

2位    日産自動車   3.6%

3位    SUBARU   3.3%

4位    武田薬品工業   3.2%

5位    三菱商事   3.2%

6位    大和証券グループ本社   3.2%

7位    日本郵政   3.1%

8位    NTTドコモ   3.1%

9位    キャノン   3.0%

10位  みずほフィナンシャルグループ   3.0%

 

見ての通り、配当利回り上位常連組の見慣れた大企業が並んでおり、10位までで全体の32.3%を占めています。1489の銘柄構成は高配当型ETFらしく、利回りの高さは大いに期待できそうです。

 

◆3番目の1577は、目論見書によると「野村日本株高配当70に連動する投資成果を目指します」とあり、更に「野村日本株高配当70は、国内金融商品取引所に上場する全ての普通株式のうち、今期予想配当利回りの高い、原則70銘柄で構成される等金額型の指数」とあります。等金額型であることが特徴です。組入上位銘柄は以下の通りです。

 

1位    SBIホールディングス   2.9%

2位    第一三共   2.6%

3位    エーザイ   2.4%

4位    ソニーフィナンシャルホールディングス   1.9%

5位    アステラス製薬   1.9%

6位    丸紅   1.9%

7位    双日   1.8%

8位    トレンドマイクロ   1.7%

9位    フジ・メディア・ホールディングス   1.7%

10位  三井物産   1.6%

 

1577も、組入上位10社を見る限りでは、配当利回り上位が常連の企業の名前があまり見当たりません。等金額型である結果なのでしょうし、利回りの変動は小さくなるのかもしれませんが、絶対的な利回りの大きさはその分犠牲になってくるように思います。

 

◆最後に1698は、目論見書によると「東証配当フォーカス100指数に採用されている株式および上場不動産投資信託証券に投資を行ないます」とあり、「東証配当フォーカス100指数は、時価総額および予想配当利回りに着目して選定された100銘柄(株式90銘柄、REIT10銘柄)を対象」としており、更に「TOPIX1000および東証REIT指数の構成銘柄のうち、時価総額および予想配当利回りが上位の銘柄を対象」とあります。母集団がTOPIX1000なので大型株から中・小型株までの広範囲の銘柄が対象である点とリート銘柄が含まれている点が大きな特徴です。組入上位銘柄も見ておきましょう。

 

1位    花王   7.78%

2位    キャノン   6.53%

3位    日本たばこ産業   6.32%

4位    トヨタ自動車   5.53%

5位    ブリヂストン   4.77%

6位    キリンホールディングス   4.53%

7位    大塚ホールディングス   4.00%

8位    三菱UFJフィナンシャル・グループ   2.93%

9位    ジャパンリアルエステイト投資法人 投資証券   2.83%

10位  日本ビルファンド投資法人投資法人 投資証券   2.45%

 

 1698の組入上位銘柄において特徴的なのは、連続増配年数26年でダントツ1位の花王が組入銘柄1位に来ている点でしょうか。4位のトヨタ自動車は時価総額の点で上位に来ているのでしょう。9位と10位はリートです。

 

◆次に、上記4銘柄の信託報酬と分配金利回りを比較しておきます。

 

                信託報酬(税込)     分配金利回り

1399             0.378%                      2.83%

1489             0.3024%                    4.11%

1577             0.3456%                    3.42%

1698             0.3024%                    3.19%

 

以上4銘柄の1・4・7・10月分配のETFの中から、最終的にトビオは配当利回りの高さを優先して1489を選びましたが、1日の出来高がそれなりにあるのは1489と1577で、1399と1698は極端に少ないことも考慮しています。

 

◆次に、2・5・8・11月に分配する1651についても、同月分配する銘柄の選択肢が他にないとは言うものの、一応目論見書を押さえておきましょう。目論見書によると「TOPIX高配当40指数の変動率に一致させることを目的として、TOPIX高配当40指数に採用されている銘柄の株式に投資します」とあり、更に「TOPIX高配当40指数は、TOPIX100の算出対象を母集団とし、配当利回りに着目し、直近の実績配当利回りが相対的に高い40銘柄により構成されている時価総額加重平均型の指数」とあります。母集団がTOPIX100なので時価総額と流動性が特に高い大型株100銘柄が対象で、特徴的なのは“実績”配当利回りで銘柄選定されている点と時価総額加重平均型指数である点です。時価総額の大きい銘柄に引っ張られる傾向が強く出るでしょう。組入上位銘柄を見ておきます。

 

1位    三菱UFJフィナンシャル・グループ   5.1%

2位    トヨタ自動車   4.9%

3位    三井住友フィナンシャルグループ   4.8%

4位    本田技研   4.7%

5位    KDDI   4.7%

6位    みずほフィナンシャルグループ   4.6%

7位    三菱商事   4.2%

8位    NTTドコモ   3.7%

9位    東京海上ホールディングス   3.6%

10位  アステラス製薬   3.3%

 

 組入銘柄上位は、実に大企業ばかりです。

 1651の信託報酬と分配金利回りは次の通りです。先出の4つのETFよりも信託報酬が低く、分配金利回りも1489並みに高いです。

 

                信託報酬(税込)     分配金利回り

1651             0.2052%                    4.10%

 

3・6・9・12月が分配月の国内上場ETF

f:id:ohzoratobio:20181022135944j:plain

◆最後に、3・6・9・12月が分配月のETFを選ぶ作業に入ります。残念ながら、先に述べた通り国内高配当株に投資するETFで当該月に分配するものは現時点では上場されていないので、高配当株ETF以外のものでカバーする必要があります。調べてみると次の5銘柄が見つかりました。

 

1398  SMAM 東証REIT指数 上場投信

1488  ダイワ上場投信-東証REIT指数

1597  MAXIS Jリート上場投信

2515  NEXT FUNDS 外国REIT・S&P先進国REIT指数連動型上場投信

1557  SPDR S&P500 ETF

 

1398、1488、1597はいずれも東証REIT指数に連動するETFで、2515はS&P先進国REIT指数連動するETFです。最後の1557は米国のS&P500指数に連動する株式型ETFです。

ポートフォリオの当初目的がリスク分散のための国内への投資であることから、まず1557と2515を除外しました。残る3つの国内リート型ETFの信託報酬を比較すると、1398が0.2376%、1488が0.1674%、1597が0.27%。出来高の最も少なそうな1398を避け、残り2つからコストの低い1488を選定することにしました。

 

********************

以上、国内株ETFと国内リートETFの組み合わせによる毎月分配金を受け取ることのできるポートフォリオ作りの紹介でした。

 

トビオは他に米国株ポートフォリオを運用しているため、今回のポートフォリオ作りでは国内株ETFと国内リートETFだけを投資対象としましたが、仮に今回のポートフォリオだけしか運用しないのであれば、外国リートETFの2515や米国株S&P500指数に連動するETFの1557SPDR(スパイダー)も加えて、グルーバルなポートフォリオにしても、なかなか面白いかもしれません。また、国内リートのETFだけで毎月分配型のポートフォリオを組み立てることもできます。これについては他の方が書かれたブログ記事が幾つかあります。

 

長くなりましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました。

皆様のポートフォリオ作りの参考になれば幸いです。