こんにちは。トビオです。
今回は、トビオなりの資産運用目標額の決め方についてご紹介したいと思います。
まえがき
皆さんは、資産運用の目標額をどのように決めていますか?
億り人を目指している方なら、先ずは1億円というのがシンプルな目標でしょうし、配当生活でのアーリーリタイアが目標なら、自分が思い描く生活水準を維持するのに必要な配当収入から必要資産を決めるのでしょう。資産運用の目標額の決め方は人によって様々なのかもしれません。
しかしながら、決め方は自由で良くても、いい加減に決めるわけにはいきません。厳しすぎると実行を諦めたり運用自体が破綻したり、逆に甘すぎると達成感や実益に繋がらなかったりしますので、誰にとっても目標設定はとても重要だと思います。
今日は、素人投資家ではありますが、僭越ながらトビオなりの資産運用目標金額とその設定方法を紹介します。但し、あくまでトビオの場合の目標であることを断っておきます。
①目標月収を決める
以前、自己紹介の記事にも書きましたが、トビオは定年を数年先に控えたサラリーマンで、2人の子供はひとまず社会人として送り出すことは終わりましたので、夫婦2人で困らない生活を送るのに必要な金額を配当収入で賄うことが出来れば良いと考えています。住宅ローンも残っていません。
ですので、贅沢な暮らしを望まなければ、夫婦2人だけなら月額30万円あれば暮らしていけると考えており、多ければ多いに越したことはありませんが、以下のような月収目標を立てました。
◆リタイア後の目標月収: 30万円
②年金見込額を算出する
リタイア後に必要な上記目標月収の内訳として年金収入は大きな部分を占めますので、次にそれを計算します。
年金収入は、日本年金機構の『ねんきんネット』で自分が将来貰える年金見込額を受給開始年齢違いで簡単に算出することができます。
残念ながら、トビオの場合、定年前のアーリーリタイアは諦めていますので、年金受給までは現役で働くとし、年金受給開始年齢別で年金見込月額を計算してみると、次の様になりました。
◆年金受給開始年齢別の年金見込月額:
(金額は丸めてあります)
65歳 →17万円
64歳 →16.5万円
63歳 →15.5万円
62歳 →14.5万円
61歳 →13万円
60歳 →12万円
年金受給を遅らせれば遅らせるほど受給額が増えることは承知していますが、65歳以降に遅らせるケースは運用が上手くいった時のことと考えて、ひとまず計算していません。
③必要配当月収を算出する
次に、幸い今は家賃収入が月に8万円程度ありますので、リタイア後も同額の家賃収入が続くケースと、家賃収入がなくなるケースの両方をリタイア年齢別で考えることにします。そうすると、必要配当月収=目標総月収−年金見込月額−家賃収入、ですので、
◆リタイア年齢別の必要配当月収(家賃収入8万円/月の場合):
65歳 →5万円
64歳 →5.5万円
63歳 →6.5万円
62歳 →7.5万円
61歳 →9万円
60歳 →10万円
◆リタイア年齢別の必要配当月収(家賃収入なしの場合):
65歳 →13万円
64歳 →13.5万円
63歳 →14.5万円
62歳 →15.5万円
61歳 →17万円
60歳 →18万円
④想定利回りを決めて必要運用資産を算出する
次に、上記の必要配当月収から必要運用資産を計算するのに、配当利回りを想定する必要があります。トビオは高配当株式での運用をメインの戦略としています。
市販の高配当型米国株ETFとして代表的なブラックロックのHDVの利回りが3.5%程度ですから、税引き後の利回りを2.5%とおいて、上記の必要配当月収からリタイア年齢別の必要運用資産額を計算すると、
◆リタイア年齢別の必要運用資産額:
(税引き後想定利回り2.5%の場合)
65歳 →2400万円(家賃収入8万円/月あり)
64歳 →2640万円( ↑ )
63歳 →3120万円( ↑ )
62歳 →3600万円( ↑ )
61歳 →4320万円( ↑ )
60歳 →4800万円( ↑ )
65歳 →6240万円(家賃収入なし )
64歳 →6480万円( ↑ )
63歳 →6960万円( ↑ )
62歳 →7440万円( ↑ )
61歳 →8160万円( ↑ )
60歳 →8640万円( ↑ )
税引き後想定利回り2.5%の場合は、上記の通りですが、もう少し運用効率を高めることができたとして、税引き後想定利回りを3%として計算し直すと、
◆リタイア年齢別の必要運用資産額:
(税引き後想定利回り3.0%の場合)
65歳 →2000万円(家賃収入8万円/月あり)
64歳 →2200万円( ↑ )
63歳 →2600万円( ↑ )
62歳 →3000万円( ↑ )
61歳 →3600万円( ↑ )
60歳 →4000万円( ↑ )
65歳 →5200万円(家賃収入なし )
64歳 →5400万円( ↑ )
63歳 →5800万円( ↑ )
62歳 →6200万円( ↑ )
61歳 →6800万円( ↑ )
60歳 →7200万円( ↑ )
まとめ‥‥そして、『運用方針』
トビオが何歳でリタイアできるかは、運用額の積み増しペース、資産運用利回り、家賃収入の維持が鍵となってきます。3つ目は自分だけでどうこうできるものではないですが、1つ目と2つ目に対しては、次のような運用方針を立てました。
①運用額の積み増しについては、サラリー手取り月収の30%以上の定期資金投入とボーナスからの追加資金投入(これは金額未定)の両方を精一杯実行する。
②資産運用利回りについては、税引き後で3.0%以上を実現する。そのための運用方針として、『市販の高配当型米国株ETFを上回る利回りの個別銘柄ポートフォリオ構築』と『非課税制度の効果的活用による最大限の節税』を実行する。
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以上、トビオの資産運用目標金額とその設定方法、そして実現するための運用方針を紹介しました。
如何でしたか?
なお、運用方針に基づくポートフォリオについては、別記事にて紹介しています。↓
まぁ、兎にも角にも頑張ることにします!!
ここまで、読んでいただき有難うございました。
それでは、また!