トビオのじぶん年金便り📨

米国株🇺🇸、国内株🇯🇵、REIT🏙、ソーシャルレンディング💴に投資しています。定年後生活への備えとして『じぶん年金💰』作りを目指します!

【第27回 じぶん年金便り】2020年12月末の運用状況

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新年あけましておめでとうございます。トビオです。🎍

 

トビオは定年後の公的年金の足しにしようとじぶん年金作りに励んでいます。

当初は公的年金での不足分を補うためのインカムを増やそうと考えて高配当個別株投資戦略でじぶん年金作りを進めていました。

しかし高配当戦略では配当収入は確実に伸びるものの、個別銘柄の特性上どうしても市場の成長を取りこぼしがちになりトータル資産がなかなか増えないことに少し違和感を覚え始め、一昨年の途中からひとまず年金資金の最大化を優先してインデックス投資をメインとするトータルリターン戦略に運用方針を見直しました。

 

今回も、毎月の記録、そして昨年1年の締めとして2020年12月末時点の『じぶん年金』運用状況を報告します。

 

 

運用資産総額

2020年12月末時点の『じぶん年金』運用資産総額は、約2,602万円で、前月比+196万円(+8.1%)となりました。

一昨年末比では、+795万円(+44.0%)も1年間で増やすことが出来ました!🎉

もちろんこの中には追加入金分も含まれていますが、予想以上に一気にじぶん年金総額を増やすことが出来て大変満足しています。🤗

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2020年末時点での保有アセットの内訳は、海外株式が約1,868万円、国内株式が約23万円、海外債券が約377万円、国内債券なし、リートなし、その他オルタナティブが約32万円(内、ソーシャルレンディングが約19万円、金が約13万円)、現金が約303万円です。

 

1年を終えて振り返ってみれば、昨年3月にコロナショックを経験しましたが、それ以降は秋口に少し停滞したものの年終盤に向けて金融緩和とワクチン期待で調子良く運用資金が増えてくれました。これはコロナショックの反動によるものでしょう。

 

アセット比率

昨年12月末時点における各アセットの比率は以下の円グラフに示す通りです。

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海外株式の比率は71.8%で、米国株中心のポートフォリオです。

海外債券の比率は全体の15%程度で、昨年中はそれほど大きな比率の変化はありませんでした。

キャッシュ比率については昨年後半から少しずつでも増やそうと考えていましたが、米国株が調子良かったお陰で余裕が生まれ、不足気味だったキャッシュを少し増やすことも出来、昨年末時点で全体の10%程度にまで持ってこれました。今年もこのキャッシュレベルを維持しながら増資を進めていきたいと考えています。

 

分配金収入

月度の分配金収入が以下のグラフです。

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12月の海外株式からの分配金としては、【VOO】の分配金が入金されました。楽天証券はだいたいいつも少し遅めで1月に入ってからの入金になるだろうと思っていましたが、今年は少し早めで年内に入金されました。

海外債券については、自動的に再投資されるためカウントしていません。

ソーシャルレンディングからの分配金はごく僅かです。

 

積分配金の推移が以下のグラフです。これは順調に右肩上がりに増えています。

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直近1年間の分配金を12ヶ月で割った平均分配金月額の推移が次のグラフで、現在約2.3万円です。

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昨年後半には、グラフ左寄りの高配当個別株戦略の頃の分配金収入を漸く追い越すくらいまでに増えてきました。この先も増資分と配当成長により少しずつ増やしていくつもりです。

 

ポートフォリオ構成と運用成績

2020年末におけるポートフォリオの構成、主要銘柄の損益および損益率の推移が以下のグラフです。

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運用資産全体の損益率は、2020年末時点で+18.3%で終わりました。昨年3月のコロナショックで一気に落ち込みましたが、その後はグングン回復しました。

 

保有比率の第1位の【VOO】は、米国株の主要インデックスであるS&P500への連動を目指す定番ETFで、トビオのポートフォリオにおけるコアの位置付けです。S&P500【VOO】に因みきっちり500単位保有しており、兎にも角にもガチホ銘柄です。

損益率については、コロナショックからも漸く+10.4%まで回復しましたが、運用資産全体の68.2%を占めていますので、どうしても【VOO】が全体のパフォーマンスを左右してしまいます。

以下は【VOO】の関連記事です。↓

investment.tobio.cloud

 

保有比率の第2位【三井住友外国債券インデックスDC】は、企業型確定拠出年金保有しています。メインの個人口座内が殆ど米国株なので、企業型DCでは現在は先進国の国債に投資する本銘柄だけを積み立てています。

ポートフォリオの中では最も損益率が高く昨年末時点で約44%ありますが、2020年よりもずっと前から積み立ててきた企業型DCでは状況を見ながら海外株式、国内株式、海外債券、国内債券の4種類をスイッチングしながら運用を続けてきたので、損益率44%というのはそれらによる利益を含んでの結果であり、決して海外債券だけで積み上げた成績ではありません。

それでも、ここ1年間の損益率は他の株式銘柄と比べて非常に安定しており大いに安心感に繋がっているので、株式と比べると利益の伸びは小さいですが、これまでに積み上げた利益が安定しているからこそ昨年3月のコロナショックも乗り越えれたわけで、やはりそれが海外債券銘柄を保有する理由になっています。

因みに企業型DCでの通算の運用利回り成績は、拠出開始来では+6.2%、直近1年間では+7.0%なので、そこそこ上手く運用出来ていると自己評価しています。

 

【VOO】以外の米国株への追加投資先として、昨年一時保有したこともあるNasdaq100指数に連動する国内ETF【1545】を年末に再度ポートフォリオに復活させました。

現在はまだポートフォリオ内における保有比率は低いですが、Nasdaq100指数の成長力に期待して、2021年のメインの積み増し銘柄にはこれを据えようと思っています。楽天証券では売買手数料0円ETFですので、Nasdaq100指数への投資先として本家【QQQ】ではなく【1545】を選びました。

 

ソーシャルレンディングの運用残高推移は次のグラフです。

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投資資金を米国株にシフトしているのでソーシャルレンディングの運用額はずいぶん減っています。今では、SBIソーシャルレンディング、OwnersBook、クラウドクレジットが僅かに残っているだけで、最大で8事業者まで増えた時期もありましたが随分絞れてきました。

 

2020年春までは損益および損益率の推移グラフにもあるように東証REIT指数に連動させる国内リートのETF【1343】を保有していました。

コロナショックからの回復を悲観し已む無く損切りしましたが、結局その資金は回復の期待値が高いと考えた米国株にすぐに回しました。分配金によるインカム収入を手放すことにはなりましたが、冒頭でも述べたようにその後の全資産の増加に繋がったので、悪くない判断だったと考えています。

今年の状況によっては、再度【1343】か米国リート銘柄でも保有するかもしれません。

 

ポイント投資で、ほんの少しずつですが金(ゴールド)にも投資しています。

ポイ活で稼いだ楽天スーパーポイントとTポイントで【 i シェアーズ・ゴールドインデックス・ファンド】を買い付けており、その推移が次のグラフです。

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ポイント買いだけなので保有資産全体中の0.5%しか占めておらず、ここ最近は損益率が低下し続けてきましたがあまり気にはなりませんが、漸く上昇に転じてくれたのは喜ばしいことです。😌

 

2020年のまとめと2021年の投資方針

2020年12月末の『じぶん年金』は一昨年から大幅に増えて約2,602万円になり、次の目標3,000万円もなんとか見えてきました。

一時はコロナショックでどうなることかとヒヤヒヤしましたが、逃げることなく市場に居座り続けて、一年終えれば主要銘柄はプラ転してくれて結果オーライとなりました。

 

2021年の投資方針です。

トビオのじぶん年金の運用方針は、基本的には今年も昨年までと同様にインデックス投資をメインとするトータルリターン戦略を堅持しようと思います。但し、米国株全集中ではなく、将来のじぶん年金受給と運用資産全体のボラティリティを下げる目的で、追加投入資金の一部をインカム寄りの投資対象やオルタナティブ投資対象にもある程度にも振り分けていきたいと思います。

 

アセット毎の投資方針としては、株式については先ずS&P500の【VOO】はそのまま継続保有、Nasdaq100の【1545】は増やして更にパフォーマンスを追加していくつもりです。また、米国以外も復活してきているので米国株以外にも少し目を向けようと思います。

 

債券については、全体のリスク分散のため【三井住友外国債券インデックスDC】を継続保有すると思いますが、それ以外の債券銘柄への追加投資は悩ましいですね。金利低下による債券価格上昇は見込めないですし、資産の安定化は望ましいですが今以上の組入によるトータルリターンの低下は嬉しくありません。追加するなら社債を含む【BND】か【LQD】あたりが候補です。【PFF】なんかへの新規投資も面白いかもしれません。

 

今年リートについては、リスク分散に効果があるのであれば少し復活させるかもしれません。国内リート【1343】、米国リートの【IYR】や【RWR】あたりが候補です。

 

ソーシャルレンディングについては、昨年は自然減に任せてきましたが、事業者の絞り込みも大方進みましたので現状からやや増やしてもいいかなと考えています。

 

金(ゴールド)については、ポイント投資だけでは資産総額が伸びないので、少しやり方を工夫してみようと思います。

 

2021年は丑年。ウォール街のチャージング・ブルに因んで強気に投資を進め、コロナからの復活基調にも乗じてじぶん年金運用資産を更にドーンと積み増す1年にしたいですね!💪😀

 

それでは、また!