こんにちは。
トビオは定年後の公的年金の足しにしようと、インデックス投資をメインとするトータルリターン戦略で『じぶん年金』作りに励んでいます。
今回も、毎月の記録として2021年1月末時点の『じぶん年金』運用状況を報告します。
運用資産総額
2021年1月末時点の『じぶん年金』運用資産総額は、約2,636万円で、前月比+34万円(+1.3%)となりました。一年のスタートとしてはまずまずです。
2021年1月末時点での保有アセットの内訳は、海外株式が約2,145万円、国内株式が約25万円、海外債券が約377万円、国内債券なし、リートなし、その他オルタナティブが約30万円(内、ソーシャルレンディングが約16万円、金が約14万円)、現金が約59万円です。
アセット比率
2021年1月末時点における各アセットの比率は以下の円グラフに示す通りです。
海外株式の比率は81.4%で、先月末比では買い増しにより10ポイントほど増えています。
海外債券の比率は全体の14.3%程度で、それほど大きな比率の変化はありません。
キャッシュ比率については昨年末の10%程度から一時的に減っていますが、この先少し戻していこうと考えています。
分配金収入
月度の分配金収入が以下のグラフです。
1月の海外株式からの分配金はありません。
海外債券についても、自動的に再投資されるためカウントしていません。
ソーシャルレンディングからの分配金だけがほんの僅かですがありました。
累積分配金の推移が以下のグラフです。全体の基調としては順調に右肩上がりです。
直近1年間の分配金を12ヶ月で割った平均分配金月額の推移が次のグラフで、現在約1.9万円です。主力の米国株が四半期に1回の分配なので多少ギザギザします。
ポートフォリオ構成と運用成績
2021年1月末におけるポートフォリオの構成、主要銘柄の損益および損益率の推移が以下のグラフです。
運用資産全体の損益率は、2020年末時点で+18.5%で、大きな伸びはありませんでした。
保有比率の第1位の【VOO】は、米国株の主要インデックスであるS&P500への連動を目指す定番ETFで、トビオのポートフォリオにおけるコアの位置付けです。S&P500【VOO】に因みきっちり500単位保有しており、兎にも角にもガチホ銘柄です。
【VOO】の損益率は+10.8%で、その評価額が運用資産全体の67.5%を占めていることから、どうしても【VOO】が全体のパフォーマンスを左右してしまいます。
以下は【VOO】の関連記事です。↓
保有比率の第2位【三井住友外国債券インデックスDC】は、企業型確定拠出年金で保有しています。メインの個人口座内が殆ど米国株なので、企業型DCでは現在は先進国の国債に投資する本銘柄だけを積み立てています。
ポートフォリオの中では最も損益率が高く、先月から1ポイント下がったものの約43%あります。これは、2020年よりもずっと前から海外株式、国内株式、海外債券、国内債券の4種類をスイッチングしながら運用してきており、それらによる利益を含んでの結果です。決して海外債券だけで積み上げた成績ではありません。
【VOO】以外の海外株式への追加投資先として、Nasdaq100指数に連動する国内ETF【1545】を年末に、またこの1月からはここ最近成績が良い新興国株ETF【1658】、クリーンエネルギー関連株ETF【ICLN】、半導体関連株ETF【SMH】、ラッセル2000指数連動の米国小型株ETF【IWM】をポートフォリオに加えました。米国大型株一辺倒から少しリスクを分散しつつトータルリターンは確保していきたいと考えた判断です。
ソーシャルレンディングの運用残高推移は次のグラフです。
投資資金を米国株にシフトしているのでソーシャルレンディングの運用額はずいぶん減っています。今では、SBIソーシャルレンディング、OwnersBook、クラウドクレジットが僅かに残っているだけで、最大で8事業者まで増えた時期もありましたが随分絞れてきました。
ポイント投資で、ほんの少しずつですが金(ゴールド)にも投資しています。
ポイ活で稼いだ楽天スーパーポイントとTポイントで【 i シェアーズ・ゴールドインデックス・ファンド】を買い付けており、その推移が次のグラフです。
ポイント買いだけなので保有資産全体中の0.5%しか占めておらず、ここ最近の損益率も漸く落ち着いてきました。
まとめ
2021年1月末の『じぶん年金』では、主力銘柄のS&P500指数連動ETF【VOO】に加えて、Nasdaq100指数連動ETF【1545】、新興国株ETF【1658】、クリーンエネルギー関連株ETF【ICLN】、半導体関連株ETF【SMH】、ラッセル2000指数連動の米国小型株ETF【IWM】をポートフォリオに追加しました。
トータルリターンの伸びとリスク分散の両方を意識した結果の判断ですが、この先順調に成長していってくれることを期待しています。
それでは、また!