トビオは米国株運用の他にソーシャルレンディングにも一部資金投入していますが、2019年9月30日時点におけるソーシャルレンディングの投資状況をまとめました。
運用残高
まず、運用残高の推移です。
昨年末にソーシャルレンディングを始めてから徐々に投資額を増やしており、2019年9月末における投資残高は約126万円になりました。
株式含む全投資額に占める割合はまだ8.2%ですので、もう少し増やしていきます。
ソーシャルレンディング業者比率
9月末時点における投資先ソーシャルレンディング業者の比率は、以下の円グラフの通りです。
現在、7業者に投資していますが、その中で、SBIソーシャルレンディング、OwnersBook、クラウドバンクへの投資を増やしており、一方、maneoを徐々に減らしています。最近、maneoやLCレンディングといったいわゆるmaneoファミリーは新規募集も止まっていますし。
クラウドクレジットがどうしても少なめになる理由は、分配タイミングが満期時元利一括返済であるせいです。分配金利回りが高い案件が多いのは良いのですが。分配が満期時まで全くないとあまり楽しくないです。
分配金の推移
次のグラフは月度の分配金推移です。
OwnersBookとクラウドポートから分配金が出る月は分配金は多くなりますが、それ以外の月も着実にSBIソーシャルレンディング、クラウドバンク、LCレンディングが分配金をしっかり稼ぎ出してくれています。
次のグラフは分配金累計の推移です。
分配金累計は右肩上がりに順調に増えており、幸い今までのところ返済遅延や貸し倒れもありません。
分配金利回り
次は、分配金利回りの推移です。業者毎の実質平均運用残高を計算し、累計分配金をそれで割って算出しています。投資期間の違いも配慮した実質利回りです。
今のところ、maneo、LCレンディング、SBIソーシャルレンディングの3社の成績が良いです。利回りの数字自体はまだまだ低いと思われるかもしれませんが、算出方法上、投資期間が延びていけば利回りは設定利回りに向かって自然と向上していくはずです。
クラウドクレジットについては、満期時元利一括返済であるため最初の分配金が出るまでグラフは横這いが続きます。最初の満期は来年ですので、分配金の喜びを感じれるのはまだまだ先です。
利回り向上の方策
上記の分配金利回りグラフは投資期間が増えていくにしたがい徐々に上昇し安定していくはずですが、今後更に利回りを積極的に向上させる方策として次の2つを考えています。
- 投資資金が遊ぶ期間を極力短くするために、より長期の案件にも投資する。
- 償還金や分配金が入ったら、出来るだけ早めに次の新規案件に投資する。
上記1に関しては、これまではソーシャルレンディングを初めて間がなかったため様子を見る意味で半年からせいぜい1年程度の比較的短期の案件に投資してきましたが、これからは2年くらいの少し長期の案件にも投資していこうと思っています。
上記2に関しては、業者によってやり易い業者とやり難い業者があります。
クラウドバンク、クラウドクレジットは比較的新規案件も多くやり易い業者です。
SBIソーシャルレンディングについては、案件によっては最近競争が激しくなってきている感じがありますが、事前にデポジットを入金しておく必要がないため資金が遊んでしまうことを回避できます。
クラウドポートとOwnersBookは人気があるため応募に成功するのが難しかったですが、最近両社において念願の抽選方式が導入されて随分対応し易くなりました。
以上、2019年9月末のソーシャルレンディング投資状況報告でした。
それでは、また!