最近、Kyashが人気のようです。
トビオも昨年12月からKyashリアルカードを愛用しており、はや5ヶ月が経過しました。
上の写真の様なスカイブルーの爽やかな感じのするカードです。ノッペリして見た感じ寂しいのは金色のICチップが無いせいでしょうか。
Kyashとは?
一言で言うと、2%キャッシュバックが売りのVISAブランドのチャージ式ウォレットアプリです。
ネット上での買い物や送金に使えるバーチャルカードと実店舗でも使えるリアルカードの2種類ありますが、断然利用範囲が広いのは後者です。リアルカードは文字通りプラスチックのカード現物(残念ながら高級感はありません)が発行されて送られてきます。発行には思っている以上に時間がかかり、自分の場合で3週間ほどかかりました。
Kyashリアルカードのメリット
① 2%キャッシュバック
Kyashの1番のメリットは何と言っても冒頭でも紹介した2%キャッシュバックです。
キャッシュバックは、1回の決済毎に2%を乗じて(1円未満切り捨て)算出され、月末締めで集計された1ヶ月分が翌月25日〜翌月末にキャッシュバックされます。
② スマホ決済アプリやクレジットカードとの連携で多重還元が可能
チャージ式カードのKyashではありますが、Kyashに別のクレジットカードを登録しておけば、事前チャージしておかなくても決済時にクレジット払いで自動チャージしてくれるので大変便利で、このようにすることによって、Kyashの2%キャッシュバックとクレジットカードに付帯するポイントバック等のメリットの二重還元が可能です。クレジットカードが楽天カードの様な還元率1%だと合計で3%還元になります!多分Kyash利用者のほとんどはクレジットカードからの自動チャージを利用して、二重還元にしているのではないでしょうか。
更に、最近流行りのスマホ決済アプリにおいて、連携カードとしてKyashを登録できるものは、スマホアプリ+Kyash+クレジットカードでポイントバックやキャッシュバックの三重還元も可能です。
このような多重還元の決済の仕組みが作れるところがKyash人気の理由なのでしょう。トビオも楽天PayにKyashを登録し、Kyashには楽天カードを登録して、二重還元、三重還元のカード・フォーメーションを組んでいます。
③ 発行手数料・年会費無料、年齢制限なし、本人確認手続き
最近では、発行手数料や年会費無料のカードは多いですが、年齢制限や本人確認手続きまでありませんので気軽に作れます。
Kyash利用における注意点
Kyashを利用するにあたって知っておいた方が良いと思った注意点を以下にまとめました。
① Kyashアプリのインストールが前提
まず前提条件として、リアルカード利用においてもKyashのアプリが必要で、アプリがインストールできないと利用できません。
② カードの貸し借りは不可
クレジットカードでは当たり前なのかもしれませんが、Kyash作成時に本人確認手続きが不要で、実際のリアルカードにも名義人の刻印はなく「KYASH MEMBER」と印字されているだけなので、貸し借りできるものと勘違いするかもしれません。Kyashカードはアカウントの名義人に発行されたものなので貸し借りは不可です。
③ 利用できない店が案外ある
リアルカードは全国のVISA加盟店で使えることになっていますが、通常のクレジットカードでは使えてもKyashでは使えないケースが案外たくさんあり、次の様な支払いには使用できません。
- 毎月の継続的な支払いや、自動更新手続き(契約)が発生する加盟店
- 一部の月額・継続契約の利用料金の支払い
- ガソリンスタンド、高速道路通行料金、航空券予約・購入、ホテル、レンタカーの支払い
- 各種プリペイド・電子マネーの購入・チャージ代金の支払い
- 公共料金、電話料金、衛星放送・CATV視聴料、インターネットプロバイダー利用料、WiMAXサービス料、新聞購読料(電子版含む)、保険料、レンタルサーバ、ウォーターサーバー定額サービス、通信教育、各種月会費など
- 4桁の暗証番号入力が必要な加盟店(自動券売機、病院の自動精算機など)
- ICチップの読み取りが必要な加盟店
- オフライン加盟店
- 海外の実店舗
④ 利用限度額が少ない
日常のKyash利用において、最も注意が必要なのは利用限度額でしょう。クレジットカードなどと同じようにKyashにも利用限度額がありますが、通常のクレジットカードなどよりもグンと少ないです。
- 24時間あたりリアルカードは5万円以下、バーチャルカードは3万円以下
- 1回あたりリアルカードは5万円以下、バーチャルカードは3万円以下
- 1ヶ月あたり12万円まで
- 1回払いのみ利用可
- カード有効期限内(5年)の利用限度100万円→カード更新により継続利用可能
⑤ 残高払戻しは不可
Kyashのチャージ残高の払戻しは原則不可です。でも残高に有効期限はないので、その点は安心です。
⑥ キャッシュバック対象外の取引がある
キャッシュバック対象外というのがあります。気になるものをピックアップして挙げておくと、
- 前払式支払手段(第三者型)の購入、チャージ
- モバイルSuicaアプリでの購入、チャージ
- Google Pay経由によるモバイルSuicaアプリでのチャージ
- 交通系電子マネー
- 寄付、公共料金、各種税金、ふるさと納税、年金の支払い
- 金券、商品券、有価証券等の現金同等物の購入、またそれらを販売しているサイトでの購入
- 郵便局の販売サイト
Kyash使いのトビオの日常
上記の様にKyashが利用できないケースが案外多くありますので、自分の場合、Kyash利用は日常の買い物に限られてきます。
また、前述のように事前チャージはせず登録クレジットカードによる自動チャージにしていますので、普段Kyash残高はずっと0円のままです。キャッシュバックされた時だけ、残高が記録されますが、次の買い物で無くなると、それ以降また残高0円で自動チャージになります。
普段使い
毎日、街で何かを買う時は基本Kyashを使用することにしています。とは言っても、自分が街でKyashをリピート使いする場面は、
- 近所のスーパーでの買い物
- セブンイレブンでの買い物
くらいですが。
いずれも楽天PayやPayPayなどのスマホ決済アプリが使えないお店です。ローソンやファミリーマートなら先程の三重取還元狙いでスマホ決済アプリを使う方が得ですしスマートなのですが、一番近い最寄りのコンビニがセブンイレブンで楽天PayやPayPayが使えないので、いちいち青いカードを出しています。(それにしてもKyashの全面青いノッペリしたカードは案外目立ちますよね)
休日使い
休みの日にホームセンターや大型電気店で買い物する時も、高額な買い物でなければKyashを使います。
最近では、店舗でのクレジットカード利用でもサインすること稀で、ほとんどは暗証番号入力に変わってきていますので、ICチップがないKyashでの支払いではいちいちサインをする必要があり少々面倒に感じます。
ネット使い
一方、ネットでの買い物については自分は楽天市場使いなので、断然、楽天カードを使って楽天スーパーポイントを稼いだ方がお得です。Kyashの出番はありません。
トビオ5ヶ月間のKyash利用実績
昨年12月からKyashを利用し始め、5ヶ月経過したところまでの利用実績が以下のグラフです。5ヶ月間のキャッシュバック累計額は4,670円になりました。
今後も、普段のちょっとした買い物はKyashやKyashを登録した楽天Payをフル活用して、楽天カードとの二重還元や三重還元のメリットを享受していきたいと思います。
それでは、また!