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米国インフラ系REIT銘柄の特性と実力!

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本ブログでは、米国REITに投資するいくつかのETFについて調査してきました。その中でインフラ系銘柄に投資するものと投資しないものの2種類あることが分かりました。

インフラ系REITを含むETFにおいて、インフラ系個別銘柄の構成順位は1位や3位にランクされていますし、セクターとしての構成順位も1位か2位ですので、インフラ系銘柄を理解することは投資対象をどのETFにするか決める上で重要な判断ポイントになると思います。

そこで、今回はインフラ系REIT銘柄の特性と実力について調べてみようと思います。

 

 

インフラ系REITに投資するETFとは?

まず、米国REITETF中でインフラ系REITに投資するものとしては以下のようなものがあり、国内の証券会社経由で購入することができます。

  • 【IYR】iシェアーズ米国不動産ETF
  • 【XLRE】不動産セレクト・セクターSPDRファンド

上記以外にも、純粋な米国REIT投資向けETFではありませんが、米国高配当型スマートベータの【SPYD】もその構成にインフラ系REITの銘柄を含みます。

他の米国REITに投資するETFとして有名な【RWR】や【1659】はインデックス要件によりインフラ系REITを除外しています。

 

なお、米国REITに投資するETFのセクター構成については、別記事にまとめていますので、よろしければご覧ください。↓

 

investment.tobio.cloud 

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インフラ系REIT銘柄とは?

【IYR】に含まれる4つのインフラ系REIT銘柄を以下に挙げておきます。

【AMT】American Tower Corp.

アメリカン・タワーは、マルチテナント型ビル上のアンテナ空間をリースする米国の持株会社。子会社を通じ、ワイヤレス、放送通信塔やネットワーク施設、屋上管理やリースおよび共有の発電機の賃貸及び管理を提供。通信塔サイトの取得、ゾーニングやサービスの許可、構造解析サービスを含むタワー関連サービスを提供する。

American Tower Global Wireless Solutions | americantower.com

 

CCI】Crown Castle International Corp.

クラウン・キャッスル・インターナショナルは、無線通信タワーやその他インフラの共有リースに従事。主要顧客は無線通信会社で、無線通信タワー、ビル屋上スペース、分散アンテナなどを運用。同社は約41,300塔のタワーを所有し、スペースや容量を含めアクセスを可能にし、特定のネットワークサービスを提供する。本社はテキサス州

Crown Castle | Communications Infrastructure

 

【SBAC】SBA Communications Corp.

SBAコミュニケーションズは、米国の無線通信インフラ事業持株会社。子会社を通じて、無線通信タワー、屋上など無線通信用アンテナを支える構造物を所有、運営し、無線サービスプロバイダにアンテナ空間のリースを行う。またネットワーク設計、タワーやアンテナのための潜在的な場所の特定、無線装置の設置、試運転、保守などを手掛ける。

SBA Communications - Home

 

【UNIT】Uniti Group Inc.

コミュニケーションズ・セールス・アンド・リーシングは、米国の投資不動産信託会社(リート)。主にコミュニケーション流通システムの所有、取得およびリースを行う。子会社を通じて、住宅向け競合地域電話会社(CLEC)事業を運営し、米国東部および中央部の17州において地域電話、高速インターネットや長距離サービスを提供する。

Home - Uniti

 (出所:Yahoo Financeサイト)

 

ご覧のように、インフラ系REITセクターは、無線通信タワーやネットワーク施設を中心とするインフラを提供している企業群で構成されています。情報通信社会と始まりつつある5G社会への変革を底辺で支える存在が以上のような銘柄なのでしょう。 

 

インフラ系REIT銘柄の構成割合、PER、利回り、Beta値

インフラ系REITにも投資する米国REITの代表【IYR】の構成上位10銘柄を下表に示します。

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前記インフラ系REITの【AMT】と【CCI】が1位と3位に入っており、【IYR】は時価総額配分ですので、配分比率もかなり高いです。

PERについては、ご覧のようにインフラ系REIT(Infrastructure)とデータセンター系REIT(Data center)が高いです。成長分野はやはりPERも高いということです。

利回りについては、【AMT】はやや低いですが、【CCI】は他と比べて特別低いということはありません。

市場平均に対する感応度を表すBeta値は案外小さいです。

 

インフラ系REIT銘柄の騰落率

次に、【IYR】とその構成銘柄上位7銘柄の騰落率チャートを以下に示します。

まず10年間チャートです。↓

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上位7銘柄は、ヘルスケア系の【WELL】を除いて、いずれも【IYR】全体に対してアウトパフォームしています。前半は商業施設系の【SPG】の調子が良いですが、後半は、データセンター系の【EQIX】とインフラ系の【AMT】と【CCI】が頑張っています。

それでは、後半の5年間チャートを見ます。↓

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5年間チャートでは、【EQIX】【AMT】【PLD】【CCI】が【IYR】に対しアウトパフォームしていますが、特に【EQIX】と【AMT】の伸びがすごいです。

最後に、直近3年間のチャートを見ます。↓

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アウトパフォームしているのは、インフラ系の【AMT】と【CCI】、物流系の【PLD】、データセンター系の【EQIX】です。

以上のチャートから、成長分野のインフラ系とデータセンター系REIT銘柄の伸びに勢いがあり、REIT市場全体を引っ張ってきたことが分かりました。

(チャートの出所:Morningstarサイト)

 

まとめ

インフラ系REIT銘柄は、無線通信タワーやネットワーク施設など情報社会を支える成長分野だけにPERは比較的高く割高感はありますが、株価の伸びには勢いがあり魅力的です。

この分野に今後も期待するのであれば、ETFとして投資する場合も、インフラ系銘柄にも投資する【IYR】や【XLRE】の成長性には期待が持てるのでないでしょうか。

 

それでは、また!