トビオのじぶん年金便り📨

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MAXIS高利回りJリート上場投信【1660】はスマートベータとして優れているのか?

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こんにちは。トビオです。

 

今回は、J-REITのスマートベータ型ETF【1660 MAXIS高利回りJリート上場投信】の実力をチェックしたいと思います。

 

 

実力評価の動機

今年、REITへの投資を再開するにあたり、東証REIT指数に連動するETF投資信託以外に、何か良いものはないかと探したところ、より高利回りが期待できる【1660 MAXIS高利回りJリート上場投信】がありました。

 

このETF『野村高利回りJリート指数』に連動することを目指したETFで、東証REIT指数と指数自体の利回りを比較すると、確かに幾分は高利回りです。

インデックスの内容とその利回りについては、別記事にしていますので、よろしければご覧ください。↓

 

investment.tobio.cloud

 

今回は、更に踏み込んで、インデックス『野村高利回りJリート指数』の騰落率と、それに連動させることを目指したETF【1660 】のトータルリターンおよび分配金実績をチェックします。

その結果を基に、最終的に【1660】はスマートベータ型ETFとして優れているのかを判断したいと思います。

 

『野村高利回りJリート指数』の騰落率

まず、2009年12月末時点を基準にした場合の2019年1月末の騰落率(配当除く)を『野村高利回りJリート指数』と『東証REIT指数』について調べてみると、『東証REIT指数』が107%であるのに対し、『野村高利回りJリート指数』は122%でした。

『野村高利回りJリート指数』の方が15ポイント上回っていました。

 

しかし、2014年12月末時点を基準にした場合の2019年1月末の騰落率(配当除く)で比較してみると、『東証REIT指数』が –2%、『野村高利回りJリート指数』が –3%なので、殆ど同レベルだということが分かりました。

 

直近4年間の『野村高利回りJリート指数』のパフォーマンスは東証REIT指数に対するスマートベータとしての優位性を発揮できていないようです。

今後の市況の変化でどのように好転してくるのかウォッチしていきたいと思います。

 

【1660】のトータルリターンと分配金実績

【1660】の2018年12月28日付月次レポートを確認しました。↓

 

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   (三菱UFJ国際投信 2018月12月28日付 月次レポートから引用)

 

過去1年の騰落率は+8.8%です。

『分配金実績がある場合は、分配金(税引前)を再投資したものとして計算しています。』との注記がありますので、いわゆるトータルリターンが+8.8%(1年)ということになります。

 

次に、同じく月次レポートから、分配金実績を見ましょう。↓

 

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    (三菱UFJ国際投信 2018年12月28日付 月次レポートから引用)

 

設定から日が浅いので、ちょうど1年分の分配金実績しかありませんが、直近1年の分配金実績は309円です。

2018年12月28日の終値9450円ベースで利回りを計算すると【1660】の利回りは3.27%となります。

 

【1660】はスマートベータとして優れているのか?

それでは【1660】はスマートベータとして優れているのでしょうか?

東証REIT指数』に連動することを目指した【1476 iシェアーズ・コア Jリート ETF】とパフォーマンスを比較してみましょう。

 

【1476】の過去1年間のトータルリターン(税引前分配金再投資)は、iシェアーズのホームページを見ると2018年12月31日のデータとして+10.91%でした。↓

 

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   (ブラックロック・ジャパンのホームページから引用)

【1660】は【1476】と比べ、トータルリターンは2.1%劣後しています。

 

次に、分配金実績も見ておきましょう。↓

 

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   (ブラックロック・ジャパンのホームページから引用)

 

直近1年間の分配金実績は58円、2018年12月28日の終値1826円ベースで利回りを計算すると3.18%です。

【1660】は【1476】より+0.09%です。

やはり、1年間の成績ではなんとも言えないのかもしれません。

 

結論

『野村高利回りJリート指数』に連動することを目指した【1660】は、『東証REIT指数』に連動することを目指した【1476】と比べて、1年間の比較では、スマートベータとしての優位性を確認することはできませんでした。

ベンチマークするインデックスのパフォーマンス自体も直近では東証REIT指数と殆ど変わりません。

 

したがって、トビオとしては【1660】を保有するかどうかの判断はひとまず保留して、もう少し長期での今後のパフォーマンスを見てから判断したいと思います。

 

それでは、また!