こんにちは。トビオです。
「年頭にあたり‥‥」というには、元日からアッという間に10日余り経ってしまいましたが、今回は『年初に見直しておきたいアセットアロケーション!』と題して、トビオの『じぶん年金』のアセットアロケーション見直しについて、ご紹介したいと思います。
昨年のアセットアロケーションの問題と反省
昨年末のトビオの『じぶん年金』のアセットアロケーションは次のようになっていました。
『株式:債券:ソーシャルレンディング:現金=85%:11%:2%:2%』
ご覧のように、とにかく株式一辺倒というアロケーションになっています。
昨年『じぶん年金』作りをスタートした時は、米国株中心のポートフォリオを作り上げることを第一に考えていたため、それ以外に保有していた持株会や確定拠出年金はそのままになっていました。
アセットアロケーションについては、多少行き当たりばったりの感があった『じぶん年金』のスタートだったのです。
結果、株式に偏り過ぎたアロケーションとなっていました。
昨年中盤までは、GAFAをはじめとする米国企業🇺🇸の独り勝ち相場となっていましたから、株式一辺倒でも良かったのですが、昨年後半からは様相が一変しています。
この先、急激に悪化するのか、それとも徐々に景気後退するのか、評論家によって言うことは様々ですが、いずれにせよ、米国株と言えどもそれいけドンドンと株価が伸びていく状況ではないと考えておいた方が良いのは確かだと思っています。
昨年の株式一辺倒のアロケーションそのままではちょっと心配です。
また、持株会については、昨年一旦売却しようと思ったことはあるものの、手続きが面倒なのでそのままにしていました。
確定拠出年金についても、昨年末にひとまず半分を国内債券ファンドにスイッチングしたものの、残り半分は株式ファンドを保有したままになっています。
また、昨年のアセットアロケーションでは、現金比率が少ない点もちょっと問題です。これでは、今後更に急激に株価が下落した時にもタイムリーに買い進み仕込むことができません。
やはり、資産全体でアロケーションをしっかり考え、その上で見直すべきところは実行に移さないといけませんね。
今年のアセット方針
以上の反省を踏まえ、2019年のアセット方針を以下の様に定めました。
①株式比率をもう少しだけ下げ、REITとソーシャルレンディングの比率を上げる。
②株式の内外比率は大きく変えず、米国株中心の配当再投資の方針を堅持し運用する。
③今後の経済状況の変化に備えるため、現金比率を上げる。
アセットアロケーション2019
アセットアロケーションに関してよく言われることに、「株式と債券の比率は何%ずつにするのが適切か?」といった話がありますが、その答えをここで論じる気はありません。そんなこと人によってマチマチですから。
トビオ自身は、今後の景気状況の変化に備えて、2019年は次の様なアセットアロケーションを目指し運用することにしました。
『外国株式:日本株式:REIT:債券:ソーシャルレンディング:現金その他=50%:10%:10%:10%:10%:10%』
まだまだ株式比率が高いと思われますか?
基本的な運用方針は、あくまで従来通り配当再投資で、高利回りを追求する気持ちを緩める気はありませんし、株式市場から大きく退却することもしません。
また、債券は大幅に増やさずに、より高利回りが期待できるソーシャルレンディングを増やしています。
REITも今年は復活させたいと考えています。
なお、ソーシャルレンディングについては、昨年始めて次のような記事も書いていますので、よろしければご覧ください。↓
もう1つの改善点である現金比率の10%については、あくまで平時の最低水準をイメージしています。実際にはもう少し多目を狙うかもしれません。
最後に
年初にあたり先ずはアセットアロケーションを見直しましたが、これと絡めて今年に是非とも実行しておきたいことを最後に2つ挙げておきます。
1つ目は、昨年できなかった持株会の自社株を売却することです。
昨年の後半の株価下落で痛い目にあいました。自社株とは言え、1社に集中投資するリスクを身をもって味わいました。
2つ目は、無闇にやたらにポートフォリオをイジらないことです。
昨年は、株価が下がるとついついポートフォリオをイジりたくなっていました。今年はもう少し慎みたいと思います。
それでは、また!