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国内に上場しているS&P500連動型ETF、どのような投資家がメリットを感じるのか?

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こんにちは。トビオです。

 

さて、S&P500指数と言えば、米国株投資家なら【IVV】や【VOO】や【SPY】をまず連想するかもしれませんが、S&P500指数連動型のETFが国内にも幾つか上場されていることに、トビオは最近になって気付きました。

 そこで、国内に上場しているS&P500連動型ETFの中身を検証しておきたいと思います。

 

 

国内に上場しているS&P500連動型ETF 4本

2019年1月16日現在、国内に上場しているS&P500連動型ETF4本について、一般投資家にとって取引し易い投資商品かどうか《6つの観点》でチェックし、下表にまとめました。

 

《6つの観点》

      ①売買単位

      ②最低売買金額

      ③出来高

      ④マーケットメイクの有無

      ⑤売買手数料

      ⑥信託報酬

 

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①売買単位、②最低取引金額

②の最低取引金額は①の売買単位と市場価格で決まりますが、②については、ETF4本中で最低のものは2,000円程度から売買できます。

高いものでも3万円程度なので、これなら資金がそれほど多くなくても買い易いですね。

 

ただし、投資信託と比較すると証券会社によっては敵いません。

楽天証券SBI証券マネックス証券といった大手ネット証券では、原則最低100円から投資信託を購入することができます。

 

出来高、④マーケットメイクの有無

③の出来高については、残念ながら多いとは言えません。TOPIX日経平均などとは比べ物になりません。

しかし、④のマーケットメイクを行ってくれるETFなら、流動性不足で売買できないなんてことはないと思われます。

 

⑤売買手数料

大手ネット証券の売買手数料は比較的安く、NISA口座での国内ETF取引については売買手数料が無料になるところもあります。

NISA口座でなくても、ETFによってはキャンペーンで売買手数料が無料になる銘柄もあるようですから、少額からの取引に関してもあまり躊躇することはなくなってきています。

一方、店頭窓口を抱える証券会社では、ネット証券に比べるとまだまだ売買手数料に関しては不利です。

 

⑥信託報酬

⑥の信託報酬についても、最安がSSGA【1557】の0.0945%で、高いものでも0.162%ですから、かなり低いと言えるでしょう。

ただし、最近では(参考)欄に示すS&P500連動型投資信託の信託報酬がかなり低く設定されていますので(0.1728〜0.243%)、【1557】を除いて、コスト面でのETFの優位性は薄れていると言えるのではないでしょうか。

 

まとめ

国内に上場しているS&P500連動型ETFが一般の個人投資家にとって取引し易いかどうかの観点で、現状の内容を見てきましたが、果たしてどのような個人投資家がそのメリットを感じることができるのでしょうか?

 

これらのETFに対するメリットは、現状では、店頭窓口中心の大手証券会社で国内株を取引してきた投資家が新たに外国株に投資する場合に限定されるのかもしれません。

 

店頭窓口取引中心の大手証券会社における米国ETF取引については、現状ではまだまだ取り扱い銘柄も少なく、取引方法についても敷居が高いというのが実状でしょう。

ですから、そこに取引口座を保有している投資家の方々にとっては、国内株同様に取引できるS&P500連動型ETFに有り難みを感じることができると思います。

 

しかし、米国株取引に関しては、楽天証券SBI証券マネックス証券などのネット証券が取扱銘柄数にしても取引のし易さにしても明らかにリードしていますので、ネット証券に口座を持っている投資家の方々にとっては、【IVV】や【VOO】や【SPY】といった本家のETFを直接購入した方が保有コストを低く抑えることができます。

 

あるいは、上表の参考欄に示したような国内のS&P500連動型投資信託でことが済むのではないでしょうか?

国内に上場しているS&P連動型ETFを買うよりも、投資信託の方が小口で投資でき、積立などの点では格段に便利でしょう。

 

国内に上場しているS&P500連動型ETFのコストが本家並みのレベルまで下がれば、より多くの一般投資家にとっても有難いものになるのでしょうが、商品構造上それはなかなか難しいと思います。

 

それでは、また!